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企業経営とPBRの関係について

株式市場は、今週初めに大幅な値下げとなったが、今日は、ダウ平均も17000円台に回復している。まずは一安心である。

 

企業の財務責任者は自分の会社の株価を大変気にする。私もその一人であった。▲株価を上昇させることで、株主還元に努めなければならないし、ファイナンスもしなければならない。▲借入金だけに頼っていたのでは、先行投資に必要な長期資金を効果的に調達できない。資金の自己調達(株式市場からの調達)を常に視野にいれている。▲だから、財務責任者は、人一倍、自企業の株価に気を使うのである。

 

私は、毎月の決算報告会議では、貸借対照表の下に、必ず「PBRの推移」を付記していた。▲PBRとは、「現在の株価が企業の純資産価額の何倍で取引されているか」と、言う数値である。▲株式市場では、PERとならんで、今の株価が "割高かなのか、割り安なのか" を判断する目安とされ利用されている。▲通常は、PBRが「1.0」を割ることはめったにない。▲株式市場が極端な低迷期になっている時や、その会社の将来性に期待が持てない時などを除いては、めったに「1.0」を割ることはないのである。

 

なのに、付記した数値は「1.0」を割っていた。▲利益も出ている。財務体質も悪くない。配当も高い。取引先も超一流会社ばかりで安定性もある。なのに「1.0」を割っていた。超割安株価であった。なぜか?・・・。▲こんなに割安だと企業買収の心配もしなければならない。現に「買収しやすい企業」にランキングされたこともあった。財務責任者の悩みは尽きないのである。

 

もちろん、株価形成に必要な手を、いろいろ打ってきた。その詳細は、今出版を準備している「経理の知られざる戦い」の中で述べていきたいと思っている。

 

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