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あ~あ、悲しきや株式交換比率。

僕にとっては緊急事態が起こった。

そんなで、特別投稿することにした。

■ことの始まり

S社は親会社が主導する事業再編計画に基づいてA社の傘下に入ることが決まったのは、昨年12月中旬であった。そのころのS社の株価は250円程度であったが、その後じりじり上昇し402円までになった。

驚いたのは、本日発表された「株式交換比率」に基づいてS社の株価を計算すると405円になるのである。あれから、もう半年近くたったのに、なぜこれほどの近似値になるのかとても不思議である。まるで本日発表された株式交換比率を事前知っていたかのような、この話をどう受けとめたらいいのか。

 最近はインサイダー取引が厳しく取り締まれられており、内部からの情報漏れはないはずである。▲ならば、外部者がこのことを予測できると言うことである。▲確かに、この手の比率を決める手法は各社ともに同じである。▲あのナショナルと三洋電機の時もそうであったが、今回も同じ手法で決められた。▲それは、「市場株価法」「類似会社比較法」「DCF法 ( ディスカウント・キャシュ・フロー)」の3方式を用い決められる方法であった。

■僕の予測値

 当然、僕は財務マンであったので、このことは知っていた。それで、同じ方法でS社の株価を予測していた。それは半年前の昨年12月中旬のことだった。その予測値は250円~500円であった。なぜこんなに幅があったかと言えば、膨大な情報が入手できなかったので、ある種、割り切った情報値を用いたからである。▲でも、全ての情報が入手できるプロの機関は計算できるはずである。▲そう、この株式交換比率は既に分かっていたのである。

■株式投資とは非情で冷酷なもの

 重要なことは、このような機関によって昨年12月から今日まで、株式市場で、日々の株価が踊らされていたことである。僕は330円前後で大半の株式を売却した。同じように、今日の株式交換比率を聞いて「あ~あ、もったいないことをした。持っていれば良かった。」と思う方も多いと思う。株価とは、ある機関の巧妙な計算で動かされているのだ。儲かる人と損をする人は決まっていたのである。株式投資とは、そんな非情で冷酷なものである。

■株価はこれからもまだまだ動く

株価交換の効力が発生する日までにしばらく日がある。▲この日までは株価がまだまだ動く。▲重要なことは、前出のような機関では、この株価も既に計算済みであるということである。▲不思議なことに株式交換比率が決定された後は、両社の株価は下降していくことが多い。▲僕の地場企業でも同じことがあった。▲それは、親会社がTOBで株式市場から撤退することが決まり、その子会社が、親会社の所有している子会社株式を買い戻した時であった。▲買取金額が決定した途端、その子会社の株価はどんどん低下していったのである。結果として、その子会社は大変高い買い物をしたことになってしまった。▲今回のケースでも同様の利害関係が働いているはずである。勿論、売り買い逆の立場で・・・。▲これは、あくまでも、私の勝手な憶測に過ぎないものである。▲よって、このことで、何ら責任を負うものではないことを申し置きます。▲ただ、私の憶測が外れることを、今は、強く願っております。

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