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有機農法の普及を考える。

諸事日記

今日  (8/4・金) は、春野山の村で開催されている「ラブ・ファーマーズ・カンファレンス」に参加した。▲これは、「有機食材を持ち寄って食べ・飲み・語らい、有機食材本来の持つ良さを学び、人間関係をつくる集い」と紹介されていた。▲僕は、それよりも、何よりも、歌手の加藤登紀子さんが見えると言うので、ミーハー気分で参加してしまったのである。

 開始は朝の10時。袋井から春野は遠い。そのつもりで、いつもより早めに家を出たが、途中で昼食を買ったりしていたら、少し遅れてしまった。▲会場に入ると、もう、講演が始まっていた。▲「どこの席に座ろうかなぁ・・」と、会場全体を見回していると、何と、加藤登紀子さんが、僕を見て、笑顔で軽く会釈をしてくれた。▲「おぉぉ、登紀子さんが・・・、僕に・・・」あまりの感激で、僕は、登紀子さんに一番近い、最前列のちょっと左側の席に陣取ってしまった。▲しばらく、登紀子さんを、じーと見つめていた。その間、登紀子さんはずーと笑顔だった。よくよく観察していたら、分かった。▲登紀子さんは目じりがちょっと下がっていて、何もしなくても「笑っているように見える」ことに気が付いたのである。▲「そうだよなー、どうりでおかしいとおもったよ!」・・・などと、独り言を言っていたら、次第に冷静な気持ちが戻ってきて、皆さんの話が頭に入り始めた。

 正直言って、僕は、それほど「有機農法」に関心があったわけではない。恐らく、現役時代では、このような講演には来なかっただろう。現役を退いてあまりある時間があったからこそ、巡り合えた機会だろうと思う。▲ところが、関心のなかったはずなのに、各スピーカーの人達の言葉が、ズシン、ズシンと胸を突き刺すのである。それは、その人達の思いの強さと、不屈の精神で実践を貫いている姿から来るのだろう。▲僕には、よ~く、それが、伝わって来た。▲だって、外見は、どう見ても、田舎のおじいちゃんにしか見えない。・・・のに、マイクを握る手を見てたら、大きく、がっしりしているのである。それは、働き者であった僕の祖父の手にそっくりだったのである。この人達は口だけではない。あの手でしっかり農業を支えてきたことはすぐ分かった。

 それに、「人類の健康と存続を考えた時に有機農法をもう一度、復活させなければならない。」と、立ち上がった人達は農業に従事している人達である。ここが、僕達、企業人と違うところである。▲僕達は、ある製品をつくろうとすると、まず、最初に考えるのが消費者のニーズである。「消費者はどんな製品を欲しがっているのか?」を必死に調査するのが普通である。▲ところが、こちらは、消費者ではなく、生産者が疑問を持ったのである。人の健康を考えると、その生産方法が大事だと考えたのである。▲たしかに、僕達は、消費者ニーズに合ったものを最優先して作るので、生産方式は疎かにするかも知れない。いや、経済的効率を優先させた生産方式を作り出すであろう。・・・そう、考えると、危惧しているように・・・有機農法は消えてしまうかも・・・・。

 僕の意見は、消費者ニーズが、人類の先のことも考えて「食の安全性が第一」と考えられるまで、消費者自身が成長できれば、大資本が入ってきても、有機農法は消えてなくならない。・・・と確信している。

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