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貴方の会社の企業価値は間違っていないか?

諸事日記

チチチー、ピピピー・・・・静寂な空間に、小鳥たちのさえずりが心地よく響いている。▲陽の光が、木立の間を、ぬうように落ちてくる。▲その中を、朝もやが、静かに、静かに、漂っている。▲ところどころにスポットライトを浴びた大地は、豊かな下草を浮き上がらせている。・・・・ここには、光も、風も、鳥もいる。何とも自然豊かな森ではないか。

 そんな中、ヘルメットに坊塵フィルターで身を固めた熟年男性が、穏やかな口調で喋り始めた。▲「ここは、数年前までは、小鳥のさえずりも、光もない、真っ暗な死んだ山だったのです。・・・」▲「私たちは、高度成長時代に、物質的な豊かさを求めるあまり、本当の豊かさを捨ててしまった気がます。・・・」▲「昔の森を思い出して下さい。かって、人は、森と共生する知恵を手にしました。その知恵の中にこそ、持続可能な豊かさが見えてくるのです・・・」▲「今日は、皆さんに、その豊かさの本質を感じて頂きたいと思うのです」

 そうなんです。僕は、今、山奥にいるのです。▲朝、6時30分に家を出て、ここに来ました。▲こんなに早く出かけてきたのは、本当に久しぶりです。▲「NPOプレンティアの森」が主催する「森の再生活動」に参加しているのです。▲今日は「遠鉄システムサービス㈱」の従業員とその家族の36名の方々の仲間に入れて頂きました。

 なんと! 、この活動は、17年間も継続していると言うのです。▲しかも、こんな若い人達が、山仕事という重労働に汗を流しているのですよ。▲ビックリでしょ!。▲その訳を知りたくなりますよね。▲それが、僕の、飛び入り参加の理由なんです。

 そこで、この活動の代表者である「水野博」さんの後を着いて回って、いろいろと質問をさせて貰ったのです。▲水野さんは、作業の手を止めては、僕の質問に答えてくれました。

 『僕 (水野さんのこと) はね。本業はマーケッティング・コンサルタントなんですよ。長年、企業のコンサルに携わっているうちに思ったんです。企業の社会的意義とは、「多くの利益を出すことだけではない」と思うのです。』▲『物質的利益を追い求めるあまり、失てしまった本当の豊かさを取り戻すことが、真の社会貢献であり、企業価値だと思うのです。』▲『考えてみて下さい。ある社長が・・・鉛筆は最後まで削って使い切れ、とか、紙は裏も使え・・・と言ったとします。すると、ある人は「なんとケチな社長だ」と思う人もいるでしょう。だけで、この鉛筆を作った人や、紙を作った人達の苦労を考える人は、一つも粗末にはできない。・・・と思うでしょう。』▲『そうなんです。価値観が違えば、見方も変わるのです』▲『経営者も、もう、価値観を変えなければならない時期に来ているのです』▲『僕は、このことを関与先の社長さん達に訴え続けてきたのです。』▲『今では、30を超える企業が、この考えに共感してくれています。』▲『それが、今の活動を支えてくれているのです』

そう前置きしてから、核心的なことに触れた。▲『ある思いの共感がまだ薄い中で、ことを成し遂げようとしたら、指揮命令系統がしっかりした組織や、団体が、その考えを普及させてくれることがとても大事になります。』▲『もし、興味本位や、趣味の集いとして呼びかけたとしたら、今日の参加者は、リーダー格の人達だけで1割といないでしょう』

 なるほどと思った。▲最後に水野さんは『いつでも、お伺いして、この考え方をお話させて貰いますよ』、『もし、春野で同様の活動を展開しようとお考えであれば、地場企業のネット作りや、協賛の普及に協力させてもらいますよ』・・・と、言って頂いた。

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