心ある人達の訴えが、なぜ、受け入れられないのか?

諸事日記
昨日(9/26)は、久々に忙しい1日となりました。▲午前中は「プレンティアの森」に参加し、午後は鮫島さんが講師を務める「研修会」に参加をしました。▲山奥と街中と、全然、違ったスチエーションの中で活動するということは、なんか、2日分の活動したようで、儲けた感じがしました。
 お陰で、投稿したい内容がいっぱい貯まりましたが、まずは、午後の「研修会」のことを、振り返ってみたいと思います。
 実は、この研修会が何かも知らず飛び込んだのです。▲先輩の鮫島さんが講師をされると言うので、訳も分からず「とにかく、先輩の喋りが聞きたいので、参加させて下さい」と、ダダをこねて参加を許してもらったのです。▲ですから、僕は部外者であり、お邪魔虫でありました。▲でも、周りの空気を読むことが苦手な僕は、最初こそ、静かにしていたのですが・・・・・。

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 おっと、ここで、横道にそれる前に、本題である「鮫島さんの講師の姿」を紹介しなければなりません。▲鮫島さんは、県からの派遣という立場で講演をされました。▲テーマは「太陽光発電の普及について」でありました。▲飛び入りですから、本当の題名は知ろうはずもないのですが、お話の内容から、きっと、そうだろうと思って、勝手に表現をしました。▲さすが、県の認定の講師だけあって、話は流れるように、途切れることもなく、次から次へと興味を掻き立ててくれました。加えて、内容の幅も広く、「環境」から始まって「国際情勢」「政治」「経済」はたまた「人として必要な思想」まで触れていく。・・・コンサル業とは「かくあるべし」と、強く教えられた感じがしました。

 ・・・さて、本題も消化できましたので、また、横道にそれたいと思います。▲それは、素晴らしい講演が終わって、質疑応答に入った時です。最初は静かにしていたのですよ。本当に。少し時間がたって、質問が出なくなったころから、なんだか、お尻が「モジモジ」してきちゃったのです。▲それを察して、司会の方が、「何かありましたらどうぞ!」って、言ってくれたのです。▲「おおぉー、指名して貰ったー」そう思い、最初に発した僕の発言は「今日は飛び入りで参加させてもらったので、この研修の目的も知らずに来ました。今日は、どんな目的の会だったのですか~」▲一瞬、会場は白けた。やばーと思ったが、親切にも説明して下さった。▲「私たちは一般市民の集いですが、再生可能エネルギーの必要性を感じ、自分たちで出来ることは何かを検討しているのです。・・・」▲真面目な人達の集まりであった、ことを理解し、少し襟を正して、・・・▲「そうですか、エコエネルギーの普及を考えているのですか。それは素晴らしいですね。春野にもそういう方が沢山いらっしゃいましてね・・・。」と言って「ファーマズ・カンファレス(有機農法)」や、「未来の森構想(吉田さん構想)」、そして、今日の午前中の「プレンティアの森」について話をさせて頂きました。▲そんな話をしていたら自分でも、あることに気が付いた。▲心ある人達が、環境や、自然の大切さを一生懸命訴えているが、なかなか普及しない現状。これは一体なぜか。「それは、私たち一般消費者が、経済的豊さばかりを求めているからである。経済よりも本当の豊かさが何であるかを知り得ない限り普及は難しい」と思うのです。▲だから「消費者教育」が根底にないと駄目だなと思うのです。▲そして、それを支える人達の「コンセプト」がしっかりしていないと、たどり着けないと思う。・・・そんな感想を話しさせて頂いたら、飛び入りだったはずの僕が、「次回からも是非参加して下さい」と誘われた