幾つになっても、終わりなどない。

諸事日記
先日、仕事仲間と久しぶりに食事をした。彼は、僕が新しい会社で悪戦苦闘していた時に、最重要課題であった米国子会社を、わずか3年と言う短い時間で、完全に再生を成し遂げてくれた。そんな、救いの神様みたいな存在だった。
 その彼が言った。「最近、ブログの方は進んでいないね」▲「あの、共感するところが多かったのに。楽しみ見ていたんだよ!。それが、止まっちゃってるのは、どういう訳?」▲「会計の本は数多く出版されているが、実際の改革を描いたものは数が少ない。難しい理論の羅列よりも、実際の場面でどう動くかが大切だよ。そう言う意味で、あの投稿は、とても、示唆に富んでいると思う。若い財務マンを育てるためには、絶対、役に立つと思うよ!」・・・何とも、ありがたい言葉を頂いた。▲「あ~、こりゃあ、少しばかり、忙しいと言って、逃げてなんかいちぁいけないぞ!。」と、思い切り尻を叩かれた思いがした。

 そんな、出来事があったばかりなのに、今度は、コメリで、昔の経理仲間に、ばったり出会った。▲彼は、早期退社してから米国会計士の資格を取得し、日経新聞社から「戦略と会計」と...言う本も出版した。今はコンサル事務所を立ち上げたが、まだ、軌道に乗っていないと言う。▲そんな彼が言った「僕は、まだ、枯れてなんかいない」・・・「大石さんも枯れていませんねぇ~。久しぶりに、何かを成し遂げようとしている人に会えて元気が出ました」▲・・・そんな風に言ってくれて嬉しかったが、同時にビクッともした。「俺、枯れてないよなぁ~・・・」思わず自分に問いかけちゃった。

 そこに、また、追い打ちをかけるように、思いもよらない電話がかかってきた。「大石さんー、仕事やる気あるう~?」「中堅の〇〇で経理を見て欲しいと言う所があるんだけど―」

 もう、これだけ、重なると、完全に火が着いてしまった。ちょうど、山荘ライフも・・・「俺って、自分だけ好きなことをしているけど、人様に何の役に立っていない。こんなんで、いいのかなぁー」・・・と、疑問を持ち初めていた矢先だったので、いっぺんに火がついてしまった。