より良い提案をするための「5つのこだわり」

久しぶりの投稿である。

何社か並行して支援をしていると、いろんなことが頭に残り、その会社に切り替えるのに時間がかかる。 なにしろ、一つ会社のことを考えると、朝も、昼も、夜も、ずーと、その会社のことだけを考える。 そうしないと、その会社の社長さん以上のことは浮かんでこない。 そんな生活が4ケ月続いた。 今、その区切りがついた。 で、投稿することにした。

 

私達は、静岡県西部地区でNOワンのコンサルファームになることを合言葉に頑張っている。 それが少しづつ見えてきた。

ポイントは「他のコンサルタントでは出来ないことをやる!」と言うこと。  今から、その極意を5つ申し上げる。 コンサルタントは勿論であるが、会社でも、サラリーマンで同じだと思うので是非活用して欲しい。

 

1.チームコンサルティング

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 課題とは、幾つもの問題が重なっていることがある。 それを、闇雲にカエル叩きしても成果は出てこないものだ。 真因を見つけ出し、それに照準を合わせて力いっぱい叩く必要がある。 経営資源(リソーセス)に限度がある中小企業ではなおさらである。

一人で2つの眼でみるよりも、4つ、6つと多くの眼で見ると違ったものが見えてくる。 だから、まずは、個の力を過信するよりも、志を同じくするもので、協力し合って、共に考えることを勧める。

 ところが、人が増えると、それなりに大変である。

我々は意志統一に多くの時間をかける。拘りの塊みたいな専門家同士だから、それはまー大変である。 だけど、そう心配することはない。 的を得た発言をする人には賛同者も集まる。 時間が経つにつれて答えはまとまってくるものである。

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 サラリーマンの人も同じである。 私は現役時代は、部下からよく言われたものだ。 「うちの会社はパワーゲームだから、ここは、ガッ―ンとやって下さい!」

・・・そうは言っても、私は外から来た人間だから、パワーでは勝てない。 そこで、まともな発言をする人に賛意を送り、寄り添うことで、一人づつ仲間を増やしていった。 その甲斐があって半分の人は私についてきてくれた。 なのでやり方はいくらでもあると思う。 貴方にあったやり方を考え、チーム編成をやってみて下さい。

 

 ところで、冒頭で、「社長さんの言う課題を解決しても・・・」と言いましたが、そのことに、ちょっと触れてみたいと思います。

 

「売上が減った。増やせば利益も何とかなる。」と、営業に怒涛のごとくハッパをかける社長さんがいた。いろいろ調べると、利益の出ない品物を死に物狂いで売りに出ている。 季節変動の波が原因なのに売れる時期だけに力を入れている。だから売れる時期に合わせて固定費も増加し、繁閑のギャップがますます大きくなってきている。 生産性を考えないから製造現場では忙しくなるとほとに、ますますムダが大きくなっている。・・・こんな姿を私達は沢山見てきました。 経営はバランスと言われる由縁です。 そんなことを紐解きながら社長さんに意見具申している。

 

2つ目のこだわりは・・・・