ワンステップコンサルティングが貴方の会社を救う(1)

ベストブレーン浜松では、基本姿勢の一つに「ワンストップコンサルティング」を掲げる。なぜこれが必要かと言うと、企業の抱える課題はいくつもの問題が重なって、大きな課題になっている。

これらを解決しようとすると、一つの課題を解決しただけでは、真の効果が出てこない。 いくつもの専門分野の先生がたばになって解決しないとクライアントさんには満足して貰えない。

でも、これって、そう簡単なことではないのです。

しかしながら、この手の仕事を、今日、を無事終了することができましたので、皆さんに紹介させて頂きます。

 

まだ、暑さがじりじりする日だった。

某銀行から電話がかかってきた。

「代理店契約についてアドバイスをして欲しい」とのこと。

私は法律の専門家ではないのでお断りしようと思った。

でも相手は大事なお得意さんである。 なるべく、うまく断ろうと、必死に頭を回し、考えた。 真が正直なせいか「嘘八百」は出てこない。 押され気味である。 でもなんとかこちらの意も分かって貰おうと頑張る。 そんなで話も長くなる。 長くなると、違う考えも出てくる。「うぅぅ、まてよ!、そういえば、現役時代に法務室長とよく組んで仕事したよな~ 彼が一緒ならば・・・」と、生半可なまま電話を切った。

 

藁をもつかむ思いで、翌日、私は、法務室長だった彼に電話をした。

「相談したいことあるけどさぁ~、のってくんない~」

珈琲屋らんぷに来てもらった。

私は、いつもの「又一庵のきんつば(一番安いやつ)」を差し出して、彼の逃げ道をふさいでから切り出した。「あのさぁー、こんな話があるんだけどさー、やってみないー」と誘った。 返事を聞くまでもないゴルフ焼けした彼の顔を見た途端「お前、まだ、そんなことしているの、人生短いのだからさ~・・・・」と言うと思った、意外と真面目な答えが返ってきた。 「法律問題って言っても、契約って相手から不利にならないようにすることだから、結局、経営問題なんだよ! だから君の得意分野じゃあないか。 受けて立ちなよ」と。・・・断られたのか、励まされたのか、よくわからなかったが、とにかく背中を押してもらった。 それで、意を決して仕事を受けることにした。

 

そんな流れでクライアントさんとの仕事が始まった。

まずは代理店契約とは、経営問題そのものであることを説明し、いろいろと質問をさせて貰った。 会社の強みのこと、業界のこと、といろいろ聞かせて貰った。

お陰で、商売のポイントが見えてきた。 素晴らしい商品力と技術力で、将来の建築、土木の世界を変えていくことを確信した。

 

ところが、ところがですよ・・・・。

 

つづく