元気な地場企業に学ぶ

今、静岡県西部地区の中小企業は元気がなくなっている。基幹産業である二輪、四輪、楽器、などが生産拠点を海外に移転していることや、人口減少により国内市場が飽和状態にあることが起因している。

 私達が企業さんから受ける相談も、販路拡大(売上減少問題)や、競争激化による経営難がとても多くなっており、各企業さんが悪戦苦闘されていることを肌で感じている。

 そんな、中でも、元気な企業さんがいらっしゃる。 それは不思議と創業50年以上の2代目社長さんの会社に多い。

 なるほどなーと思うことは、この50年は、「1973年1次オイルショック」「1991年バブル崩壊」「1997年アジア金融危機」「2008年リーマンショック」「2011年東日本大震災」と経済変動の大波を受けた時代である。

 この波を乗り越えてきたところにヒントがある

 ①倒産危機に瀕した時にしか見えないものを持っている。 ②自分の代で経験できなくても「先代の背中と帝王学」で大事なものが引き継がれている。 ③売る物は、商品だけではなく、大事な「コアバリュー」が何かを知っている。

そになことが、ゾクゾクと出てくる。

 ▲もし、貴方の会社が創業50年以上だったら、あの時を思い出して欲しい。 今を乗り越えるヒントがあるはずである。

▲もし、あなたの会社が創業間もない会社だったら、先輩会社の経営術を聞いて欲しい。 そして、これから来るだろう大波にどう乗り切っていくかが見えてくるはずである。

今回は、この素晴らしい経営者さんから企業理念や経営戦略をお聞きしながら、私達コンサル集団が多くの企業さんと共に歩んできた経験からの質問もさせて頂き、「元気になる秘訣」を浮かびあげさせるお手伝いができればと思っております。 どうか、ご期待下さい。 それでは会場でお会いできることを楽しみにしております。

 ●詳細の問い合わせ先: 袋井商工会議所 0538-42-6151               ●企画・協力: 地元のコンサル集団 経営革新グループ ベストブレーン浜松           代表:大石勝美 090-1820-9641 事務局長:細谷有輝 090-4861-8527

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私達コンサルも「ダ・ヴィンチ」 (7)

ベトナム政府・外部団体に「IoTを活用した日本式カイゼンノウハウを伝える」と題してプレゼンをした。

 

■IoTと専門家のドッキング方法

相手はベトナム、我々は日本。 どうやて、我々の知識を遠隔地のベトナムに伝えるか? を考えた。

 私は「ダビンチ」というロボット手術をしたことがある。その病院では、私が15症例目だと言う。年間300件以上も手術をしている大病院であるがこの方法で手術をするのは15件目だと言う。ちょっと不安になったが理論的にはいいに決まっているので意を決して臨んだものだ。

 この方法は、もともと軍事用に開発されたものらしい。戦場で傷ついた人を遠隔地操作で手術をする方法である。 遠く離れた医師が画面の中で手足を使って手術をしていく。 そうすると現場では医師の動きに合わせてロボットが手術していくといった具合だ。・・・これだと思った。

 現場の状況を動画で見ることができれば、我々でも分析、解決策を指示できると。そんな方法を考え出した。

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これが私たちの付加価値である。

新しいビジネスモデルを創り上げた。 これは海外だけでなく、日本国内でも通用するものである。 私達の活動が全国展開していくことに期待している。

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■さいごに

素晴らしい「IT企業」と「ベストブレーン浜松」がアライアンスを組めたことに感謝いたします。この素晴らしいビジネスモデルがますます発展していきますことをお約束いたします。

 

他のコンサルタントは「そんなことやってもムダ」と言う。 我々は「素晴らしい方法」と勧める。 そこが我々の違うところ(6)

ベトナム政府・外部団体に「IoTを活用した日本式カイゼンノウハウを伝える」と題してプレゼンをした。

 

■人の動作を考える。

同じ設備を使って、同じ方法(人の動作)で作っても、同じようにできない。

 自動車業界では、海外で生産する場合「日本の原価」が基準になる。つまり、どこの国で作っても同じ原価で作れ! と言うことになる。 だから、日本で設備をつくり、日本式製造ラインを引き、実際に作ってみる。 そして、決められた品質、コストをクリアできることを確認をしてから、そっくり、そのまま海外に持っていき生産を開始する。 なのに、不思議と海外では同じものができない。

 なぜだ!。と聞くと、同じ金型、プレス機を使っても素材が違う。 日本の鋼材は素晴らしい。でもここの鋼材はそこまでいっていない。「日本のものづくりは鉄づくりと共に成長してきた」と言う。 ならばと、日系高炉メーカーから高い鋼材を引っ張ってくる。   でもできない。 なぜだ!。と、また聞く。 「日本人と同じように匠の技術で研磨することはできない。同じようにやると我々は、すぐに腱鞘炎になってしまう」

 こんなやり取りを海外工場とよくやったものである。 当たり前のことだが、設備だけではなく人の動作についても研究をしなくてはならないことを痛感した。

 

■動作解析方法

以前は、ストッポッチを持って現場作業を計測しまくった。そのうち右手だけでなく、左手も、足も使うようになる。そうなるとストッポッチがいくらあっても足らなくなる。 同時に作業者の動作を頭の中に焼き込んでいかなければならない。・・・動作解析はドンドン複雑になってきた。こうなると、これができる専門家は限られてくる。

 そうなると、専門家がいない海外工場での動作がまずいからと言って、現場が見えない日本の専門家が指示を出すことなどできなくなる。それを無理して、言葉でやり取りするから何時間経っても答えが出せない。

 そんな状況が IoT の発達で少し変わってきた。 人の動作を動画に撮ってクラウドに送りITを使って解析をさせる。すると「カイゼン4種の神器」がoutputされてくる。 いよいよ遠隔操作が始まる時代となった。

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カイゼン4種の神器

大手企業では現場改善を行う場合、なくてはならない分析手法が4つある。それが簡単にできるようになってきたことを説明した。 かくして「カイゼン4種の神器」は「カイゼン4つの救世主」となった。

 

①動作解析表・・・人の動作の中から「付加価値を生まない動作」や「要時間短縮動作」を「トヨタ生産方式7つのムダ」や「ハンドタイム短縮11の視点」を使ってPickupしていく作業。これを通して正常なタクトタイム(各人の作業スピード)を割り出す。

②山崩し表・・・1つのラインには何人にも人がつく。1人だけが頑張っても、遅い人がいると、その人に足を引っ張られ、結局ラインの出来高は一番遅い人の時間になってしまう。これを無くすために全員の負荷を平準化させラインスピードを最高にさせる必要がある。これを検討するための表である。これを通してサイクルタイム(ライン全体のスピード)の短縮を図る。

③組合せ表・・・いくら早いマシンを導入しても、人の動作が遅いと、マシンは人の動作が終わるまで待つ(手待ち時間)ことになる。 このため、人とマシンの最的な組み合わせを創り出す必要がある。この検討に使うのがこの表である。

④作業標準書・・・上記の分析で得られた「ベスト動作(手順)」を一時的なもので終わらせないで継続させなければならない。これを実現させるのがこの表である。最近では外国就労者への作業説明書としても動画を使ったものが重要視されている。

 

即対応が経営の質を上げる。(5)

ベトナム政府・外部団体に「IoTを活用した日本式カイゼンノウハウを伝える」と題してプレゼンをした。

 

さー、いよいよ話の中核に入る。 ここからは、問題解決の方法を見せなければならない。 本来であればコンサル業としての知恵の出しどころであり、openにしたくない所だが、そこは気前のよい我々ですから明かすことにします。

■機械の稼働率を上げる。

人は、自分の恥になることをなかなか喋りたがらない。「どう、この前、導入した設備は調子いいかい?」と尋ねると「はい、順調に動いています。予定どおりです」と答えが返ってくる。 そんなはずがないと思い訊ねているのだが「問題ない」と言う。 こちらは、この工程の出来高が落ち込んでいるので「もしや、と思って訊ねたのだが・・・」。

 こんな経験をされたことありませんか。 熱弁を奮い高額の設備を導入した担当者にしてみれば、「問題」なんて言えない。「何とかするのが先決」との想いが強くなり、しばらくすれば「問題なくなる」と思いこむ。・・・そう、もう少し経てば「問題ない」が、今「問題ない」の返事になる。・・・これが経営の遅れにつながる。 自分はこんな経験を沢山見てきた。

今起きている問題を即座に現場に伝え、後工程や前工程の作業に反映させる。 また、現場だけでなく設備メーカーや生産技術者の知恵を結集して問題解決をすることが必要になる。

最近はIoT技術が進んできて、これが、実現できるようになってきた。 そんな具体例を説明していく。

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■設備稼働の弊害要素を考える。

設備稼働の状況をIoTで丸裸にしてみると、設備は実によく止まることが見えてくる。 「段取り換え」「試運転」「調整」「手待ち時間」「チョコ停」「故障」と、未稼働時間は結構多い。これらの要因をうまくコントロールして稼働率を上げていくことが生産性を上げることに繋がる。 が、この活動は設備そのもの以外に、人の作業の仕方、ライン設計のあり方、などもあり幅が広い。 ここに「今起きていることを知る」ことの大切さがある。 (問題の要因により対応できる人・ノウハウが変わるので、それらをうまくコーディネイトする必要があるからだ)

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ありきたりのこと喋っていてはプロじゃあ―ない! (4)

ベトナム政府・外部団体に「IoTを活用した日本式カイゼンノウハウを伝える」と題してプレゼンをした。

■話の流れを引き込む

そうそう・・・、聴衆者はだんだん私達に興味を持ち始めた。 「よーし、一気にこちら側に引き込むぞー」と力が入ってきた。 これにはコツがある。みんなと違うことを言うのが一番である。 聴衆者と違うことを言ってみて「そりゃあ、ないだろー」と思わせると、次の言葉に興味を持つことになる。 この手法を使うのである。

 

「日本式カイゼンは大変難しい専門知識が必要なんです」えらそーにと思う。 「実はそうでもないんです」本当は難しいと思っているので心の中では、エーホントゥと更に興味が高まる。 「難しいと思うから踏み出せないのです」今度は、うんうんとうなずく。 「実は、簡単なことと、難しいことが混在しているから、すべてが難しいと考えちゃうのですね。これを分けて考えればいいのです。 簡単(定型)なことはIotで、難しい所は外部知識を使えばいいのですね」 ここまで種明かしすると、皆さんの目と耳が近着いてきたことが分かった。早く~つぎ喋べろよ!・・・と言っている感じ。

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■喋る領域を絞る。

カイゼン」の最終目的は原価低減にある。 ところが、原価低減を実現させるやり方はいろいろある。 例えば①設計の段階で「余分な材料」や「余分な工程」を省くことを徹底的に考える「開発技術による原価低減」がある。 ②次には、同じ物を作るにも作り方は幾通りもある。ロボットで作る。人で作る。流れ作業で作る。一人で完成させる。・・・など、どの方法(生産技術)を取るかで原価が変わる。 ③最後は、決められた物を決められたやり方で作るにしても「人の動作の速さ」「機械の稼働率」で原価が変わる。 ④まだある、調達コストである。どこから買うか、まとめて買うか、交渉力の強弱で原価が変わる。 と言った具合だ。

 ここで、今から喋る「カイゼン」は③の領域を対象にしていることを伝える。 カイゼンが万能でないことを伝えたのである。 「な~んだ!」と思うかも知れないが、こうして早めに絞ったことを伝えた方が、邪念を押さえることになり、スッキリ聞けるものである。 入口は大きく、次第に絞っていき、焦点を合わせる・・・これが、セミナーのコツである。

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我ら企業戦士集団(3)

ベトナム政府・外部団体に「IoTを活用した日本式カイゼンノウハウを伝える」と題してプレゼンをした。

 ■聴衆者をこちらに側に向かせる。

セミナーの初めは緊張する。こちらに興味を持って貰えるか、一瞬で決まるからだ。

 今、ここにいる方がたは「テーマ名」と「主催者の顔」で集まった人達である。 まだ私達の存在を知らない。 この人達に我々の存在をどーんと心の中に落とし込む必要がある。 本を買う時に、表紙の書かれた「表題」と最後のページにある「著者紹介」で決めるのと同じで、この著者紹介にあたる話をしなければならない。

  「えー、私たちは企業戦士が集まって結成したコンサル集団で・・・・」と切り出した。まだ反応はない。 「ですから成功も失敗もいっぱい経験してきました。その中で、今日は、必ず成功するための秘訣をお話ししたいと思います。」と、大きく出てみた。 「私達はひとりではありません。みんなで知恵出し合って一番いい方法を考えます」と、他のコンサル集団との違いを、自信持って喋った。 今度は、少し伝わったみたいだ。ちょっと見る目が変わってきた。(日本語で言ったので伝わったかどうかはわからないが、勝手にそう思うことにした)

 この雰囲気をたたみかけるようにメンバーの顔写真を映し出した。いかにも、年輪を感じさせる面々である。 恥ずかしがったメンバーもいたが、人柄が出ていてとても良いと思う。

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ベトナムに「日本式カイゼンノウハウ」を伝える。(2)

 袋井商工会議所とベトナ政府外部団体との間で「IoTフォーラム」が開催されることになった。 私達ベストブレーン浜松は、このフォーラムのプレゼンターとして機会を与えられた。 今回はその内容を紹介させて頂きます。 同時に、その裏側のドタバタ劇も紹介してしまおうと考えています。 表と裏、まさしく3次元で立体的な投稿をお楽しみください。

 

■はじまり

 これは「ベストブレーンさん、ベトナムが来日するので時間を空けといてください」・・・との言葉で始まった。 聞けば、「地元の先進企業を5社ほど選抜する」と言う。ならば、「我々がそのトップになろうじゃないか」と意気込んでしまった。 これが、私の悪い癖(どうせやるなら一番)。今思えばもっと自然体でやればよかったと反省している。・・・てな具合で、我々の熱い日が始まった。

 

■テーマ

選抜5社の共通テーマは「IoT」で決まっている。 我々は製造業の現場改善を得意としていた。それにIoTとコラボしたら素晴らしい結果を出すことができるはずだと、以前からベトナムに提案してきたのである。 その提案が実現してしまったのだ。 さーどうする!。 考えた。 実は私は会社勤めしていた頃、ベトナムとの合弁会社を閉鎖し撤退を促した人間である。 その人間が今度は「ベトナム発展のために!」と考えるのだからちょっと戸惑った。

 まずは事業環境を考えた。成長率は毎年7%を超える高い成長をしている。だけど、GDPは大阪と同じくらいとまだまだ低い。 それに技術蓄積度も低い。 自動車業界は技術集積度が高いインドネシア、タイで製造し、アジア、オーストラリアに輸出する形を取っている。 いわばベトナムは蚊帳の外にいると言った具合だ。 だったら、一気に技術集積を成し遂げればいい。 その為に、日本式「カイゼンノウハウ」をお伝えできる仕組みを考えよう・・・・・。 かくして、テーマは下記のごとく決まった。

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 テーマは決まった。さー、次はストリーだ!。 ビシッとしたメッセージを考えようじゃあ~ないか。(つづく)

 

袋井メロープラザ「日・越 交流会」の現場より(1)

 ベトナムの政府外部団体と企業が来日され「IoTフォーラム」が開催されました。 ここで、私達ベストブレーン浜松も「Introduction of Vietnam "Kaizen" know-how using IoT」と題してプレゼンをさせて頂きました。f:id:o-katsumi:20180925155715j:plain

 IoTを使ったカイゼン(工場の)は、日本でも、まだ、始まったばかりですが、各種センサーの開発や、通信技術、クラウドコンピューティングの発達で、IoTの活用範囲もどんどん広まっており、中小企業でも手が届く手法の一つとなってきました。

 そんな環境を受けて、私達はIoTを活用した「中小企業でも大手と同じような現場カイゼンができる手法」を開発いたしました。 プレゼンでは、私達コンサル集団の知恵とIOTをコラボすることで、日本式カイゼンが素晴らしい効果を生むことをお伝えしました。

 同時に、私達は、もともと地元のコンサル集団であります。 「地元企業に元気になって欲しい」との想いで結成しましたので、ベトナムはもとより、「ものづくりの街浜松」が以前のように全国を牽引するような街に復活していただく一助になればとの想いで、この方法を開発いたしました。 ご用命を頂ければいつでも説明に上がらせて頂きますので下記までご連絡いただければと思います。(感謝)

 

ベストブレーン浜松
事務局長:細谷有輝(ホソヤ トモハル)
Tel:090-4861-8527
Mail:hosoya.tomoharu@silver.plala.or.jp

 

 

販路開拓は「自社変革計画」そのもの

 最近「販路開拓」の相談を沢山いただく。

▲でもこれって、とても難しいのです。 「世の中、どこも仕事量が減少しているので、仕事量が減っているのは貴方の会社だけではないのです。 だって、生産は海外に移転しまったし、 それに、一度、海外に出たら、つぎ込んだお金(投資)は簡単には回収はできないので、海外生産で突き進むしかないのです。

▲だから、日本回帰なんてことは望めないのです。

▲それに人口減少がどんどん進むでしょうから、生産もおのずと減ってくるのです。 そんな状況で、貴方の会社だけが、仕事量が増えるなんてことはまずないでしょう。」と答えることになる。

 

 私は、「販路開拓」とは「自社変革計画」だと思うのです。

▲今までと同じでは仕事がこないと思って欲しいのです。 今、ご支援している会社さんは、この考えで検討を続けておられます。

▲まず自社の強みは何かと考えることが大事なんですね。 そして、次はターゲットにする市場でのコア・バリューとは一体、何んであるかを考えるのです。

▲さらに、自社の強みを市場でのコア・バリューに近づくように磨きをかけていくことを考えるのです。

これ、「言うは易し」で、実際に考え出すととっても難しいのです。

▲何よりも、その経営者が、この難題に立ち向かう覚悟と、やり遂げる強い意志が必要になってくるのです。 ところが、ここ、静岡県西部地区は長年大手企業より仕事を回して頂いていたから下請け気質がとっても強いのです。 そこに「自社はどうしていくのか?」と問うても、なかなか動かない。 (ごめんなさい。全ての会社さんがそうだとは思いませんが、そういう会社さんが多いと受け取って下さい) 我々仕事仲間も、そんな気質に根負けして、今では、東京を中心に活動されている方もおられます。 

 

さて、話をもとに戻して、

自社の強みを把握している会社さんはなかなかいないですね。 そんな状態で新しいお客さんを紹介しても、まずは、成功しないですね。 新規取引を狙って人脈を頼りにたよって訪問すると決まって言われる言葉がある。

 「あーあなたの会社はこんなものを造っているのですね」

 「ところであなたの会社は何が得意なのですか?」

 「あー、その程度でしたら私達の取引先とおなじですね!」

 「実は、私達も仕事が減って大変なんです。既存の取引先さんに仕事をあてがうこと で精一杯なんですよ」

 「・・・・・」

これで、話はうち切られ、首(こうべ)を垂れて帰路につく。
そんな心当たりありませんか。

 

 そうならないよう、私たちは一生懸命、企業さんと考えています。

ところが、私は「経営戦略」が得意分野ですが、技術のことはさっぱり分かりません。 製造業で自社の強みを検討していくと、必ず技術 (開発、製造技術) のことが出てくる。 私は口ばっかりで、具多的なことは何一つだせない。 言葉だけの判断しかできない。 「ああじゃない、こうじゃない」って言われても、そう思うしかない。 これでは仕事にならない。 どうしよう・・・・。 で、考えついたのが、ここは他の人とコラボしょう! と、 浜松イノベーション推進機構に同じ会社の出身者がおられ、この方が、とても前向きで熱心な方だった。 いま、ご支援している会社さんの「将来技術」について、この方と一緒に、検討を進めている。 進めるたびに、素晴らしい出来栄えになりそうな予感が大きくなってくる。

 

何事も諦めてはだめですね。

ひとりで、ダメなら、他の人から知恵を借りる。

それがでできる人が、成功する。

と思います。

 

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企業への出前セミナーをやります。

また、一つ、準備が進んだ!。
私達が、コンサルをしていて強く思うことがある。▲「いまの世の中、普通のことしてたのでは、他社に勝てない。」 「業界の垣根を越したところに新たなビジネスモデルがある。」 「挑戦することを忘れてはいけない」・・・と思うのである。 ▲自分たちも同じである。 自分の得意分野だけにしがみついていてはだめである。 他を得意とするコンサルタントとコラボすることで、初めて、イノベーションと自分力を超えることができる。・・・そう思って、一歩いっぽ足元を固めながら進んでいる。

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一番進んでいる自動車業界のノウハウを他業界に広める。

▲我等、地元大手企業OBで結成するコンサル集団「ベストブレーン浜松」では、「○○会社IoTプロジェクト」を立ち上げた。 今年初めに袋井商工会議所と協力して実施した「IoTと生産性を考える」セミナーの実施版プロジェクトである。

▲概要は、各種センサーや、動画を屈指して、工場内のあらゆる情報をクラウドに送信して、生産状況を丸裸にしようとするものである。 大手企業では時間と労力をかけて、これらの情報を自ら収集して、改善に役立たせている。 ところが、中小企業はここまで、時間と労力をかけることができない。 したがって、生産効率の「3種の神器」と言われる「山崩し表」「設備と人との組合せ表」「作業標準書」をつくることができなかった。 できないから改善が進まなかった。 ところが、安価なセンサー(今は50円のセンサーも出現)やクラウドコンピューティングの発達で、中小企業でも手が出せるようになってきた。 そこで私たちは「中小企業でも、大手企業と同じ改善手法ができる」と訴えてきたのである。

▲今回のプロジェクトは、その考えを実際に実現させようとするものである。 このての手法は自動車業界がもっとも進んでいる。 私達コンサル集団は、この一番進んでいる自動車業界のノウハウを他業界へ広めようと考え試みている。 そこが、我々と他のコンサル集団との違いである。 多業界の経営課題や、管理ノウハウを知る我々にしかできないことである。
 苦労は多いが「地元企業の発展に寄与したい」を合言葉に頑張っていきたい・・・と、思っている。

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個としてでなく、集団としての良さを出したい!

一緒にやると、いいことが沢山ある。

自分一人だと気が付かないことも、見えてきたりする。

僕はの講義スタイルは、現役時代のままで、まるで、会社の会議みたいになる。

だから、お客様と言うより社員への指示みたいになる。

まだまだ、プロには程遠い。

そんなことを教えてもらった。

www.facebook.com

IoTと生産性を考える

いま、ものづくりは転換期にきている!・・・・と思う。
どこに行っても相談事は「販路拡大」ばかり。
生産は海外に移転しまったし、
国内市場は人口減少でどんどん縮小してきてしまった。
では、なにもすることはできないか?・・・そんなテーマにとりかかった。
その答えがこのセミナーにある。
興味がある方、是非、会場で確認してみて下さい。
・3月19日(月) 15:00~17:00
・袋井商工会議所 3階
・申込みは袋井商工会議所まで

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ワンステップコンサルティングが貴方の会社を救う(2)

前回からのつづき

 

ところが、ところが~、ですよ。

このクライアントさんの持っている強みを守るためには、契約書だけでは足らないのです。 「特許」や、「実用新案権」「商標登録」「ライセンス契約」などと、合わせて考えないと実現できなと思ったのです。 ここから悩みがはじまったのです。

私の得意分野は経営ですので、いわばコーディネイトしかできないのです。法律の実務などは到底無理なこと。 そこで、県の産業振興財団まで出かけて行って相談してみたのです。 そしたら、同じビルの1階に、静岡県発名協会があるというのではないか。 早速、相談したら、快く承諾してくれた。

当日は、2名の専門家がクライアントさんを訪れてくれた。 そこで、経営の立場から守るべき製品と技術について説明をし、その具体的な方法をお教え頂いた。 とても要領よく実務的な回答を頂くことができた。 それを頭に入れて、契約書の原案を作成した。 我ながらよくできたと感心している。 これほど、経営戦略を入れ込んだものは他にはないだろうと自負している。

 

ところが、ところが、ですよ。

 

法律的な側面からみたら、ひょっとしたら手放しで喜べるものでもないかもしれない。

法に抵触することがあるかも知れない。だって、私は、法律専門家ではないので。

ならば、弁護士に確認して貰おうかと考えたが、相談料が高すぎる。 創業間もない中小企業には負担が重い。 どうしょう。 また、新たな悩みが出た。

 

そこで、思い出したのが、公証人役場の先生。 たった1度しかお会いしていないのに、ドア開けた途端、久し気に話かけてきてくれた。 おそらく、白髪姿が共通で、印象に残っていたのだろう。 話はトントン拍子で進み、全面協力してくれることになつた。

このように、一つの案件に4人の専門家が協力して答えを出すことができた。しかも、この間のコンサルフィーは1人分だけ、しかも、全て国からの補助金で賄った。

こんな、コーディネイト力も、コンサルにとっては大きな力である。 今回は外部の専門家同志がうまく連携して成し得たが、ベストブレーン浜松はワンステップコンサルティングを実施できるコンサルグループなのである。

 

かくして、今日、クライアントさんに、最終の契約書をお渡しできることになりました。

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このように、いろいろなことを聞き出し、それを整理し、一つの答えを導き出す。

それが、私たちのコンサル手法です。 ご相談ごとがありましたら、下記連絡先までお知らせください。誠心誠意をもって対応させて頂きます。

www.your-bestbrain.com

 

 

 

 

 

 

  

ワンステップコンサルティングが貴方の会社を救う(1)

ベストブレーン浜松では、基本姿勢の一つに「ワンストップコンサルティング」を掲げる。なぜこれが必要かと言うと、企業の抱える課題はいくつもの問題が重なって、大きな課題になっている。

これらを解決しようとすると、一つの課題を解決しただけでは、真の効果が出てこない。 いくつもの専門分野の先生がたばになって解決しないとクライアントさんには満足して貰えない。

でも、これって、そう簡単なことではないのです。

しかしながら、この手の仕事を、今日、を無事終了することができましたので、皆さんに紹介させて頂きます。

 

まだ、暑さがじりじりする日だった。

某銀行から電話がかかってきた。

「代理店契約についてアドバイスをして欲しい」とのこと。

私は法律の専門家ではないのでお断りしようと思った。

でも相手は大事なお得意さんである。 なるべく、うまく断ろうと、必死に頭を回し、考えた。 真が正直なせいか「嘘八百」は出てこない。 押され気味である。 でもなんとかこちらの意も分かって貰おうと頑張る。 そんなで話も長くなる。 長くなると、違う考えも出てくる。「うぅぅ、まてよ!、そういえば、現役時代に法務室長とよく組んで仕事したよな~ 彼が一緒ならば・・・」と、生半可なまま電話を切った。

 

藁をもつかむ思いで、翌日、私は、法務室長だった彼に電話をした。

「相談したいことあるけどさぁ~、のってくんない~」

珈琲屋らんぷに来てもらった。

私は、いつもの「又一庵のきんつば(一番安いやつ)」を差し出して、彼の逃げ道をふさいでから切り出した。「あのさぁー、こんな話があるんだけどさー、やってみないー」と誘った。 返事を聞くまでもないゴルフ焼けした彼の顔を見た途端「お前、まだ、そんなことしているの、人生短いのだからさ~・・・・」と言うと思った、意外と真面目な答えが返ってきた。 「法律問題って言っても、契約って相手から不利にならないようにすることだから、結局、経営問題なんだよ! だから君の得意分野じゃあないか。 受けて立ちなよ」と。・・・断られたのか、励まされたのか、よくわからなかったが、とにかく背中を押してもらった。 それで、意を決して仕事を受けることにした。

 

そんな流れでクライアントさんとの仕事が始まった。

まずは代理店契約とは、経営問題そのものであることを説明し、いろいろと質問をさせて貰った。 会社の強みのこと、業界のこと、といろいろ聞かせて貰った。

お陰で、商売のポイントが見えてきた。 素晴らしい商品力と技術力で、将来の建築、土木の世界を変えていくことを確信した。

 

ところが、ところがですよ・・・・。

 

つづく