一番進んでいる自動車業界のノウハウを他業界に広める。

▲我等、地元大手企業OBで結成するコンサル集団「ベストブレーン浜松」では、「○○会社IoTプロジェクト」を立ち上げた。 今年初めに袋井商工会議所と協力して実施した「IoTと生産性を考える」セミナーの実施版プロジェクトである。

▲概要は、各種センサーや、動画を屈指して、工場内のあらゆる情報をクラウドに送信して、生産状況を丸裸にしようとするものである。 大手企業では時間と労力をかけて、これらの情報を自ら収集して、改善に役立たせている。 ところが、中小企業はここまで、時間と労力をかけることができない。 したがって、生産効率の「3種の神器」と言われる「山崩し表」「設備と人との組合せ表」「作業標準書」をつくることができなかった。 できないから改善が進まなかった。 ところが、安価なセンサー(今は50円のセンサーも出現)やクラウドコンピューティングの発達で、中小企業でも手が出せるようになってきた。 そこで私たちは「中小企業でも、大手企業と同じ改善手法ができる」と訴えてきたのである。

▲今回のプロジェクトは、その考えを実際に実現させようとするものである。 このての手法は自動車業界がもっとも進んでいる。 私達コンサル集団は、この一番進んでいる自動車業界のノウハウを他業界へ広めようと考え試みている。 そこが、我々と他のコンサル集団との違いである。 多業界の経営課題や、管理ノウハウを知る我々にしかできないことである。
 苦労は多いが「地元企業の発展に寄与したい」を合言葉に頑張っていきたい・・・と、思っている。

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