目指すは「中東遠ナンバーワンのコンサルファーム」

諸事日記(10/27)
今日は、コンサル仲間の定例月会である。
皆なすごく活躍されている。感心するばかりである。
 一人ではできないことも、皆で力を合わせて大きな仕事をしたい。
みんなの持っている見識の深さと、豊富な経験、それに人脈は宝物。
これに若者とコラボできれば、面白い。
何しろ、僕の思っていることは「中東遠ナンバーワンのコンサルファーム」だから。
でも、現実は、ほど遠い。
僕自身が、まだ、成り立っていないのだから。
それでも、仲間は、「大石プロジェクト」と称して、僕の活動を注視してくれている。
身のほど知らずに、企業家としてのフツフツとしたものを感じながら、帰路に就く。

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狂い咲きした桜に隠された驚きの心情とは・・・

桜が満開を迎えた。
まさに、秋爛漫のごときである。
コスモス秋桜)の季節に、本桜が満開になったのである。
時は10月25日。 朝晩はちょっと寒さを感じるようになったこの季節にである。
何か天変地異が起こる兆しかと思い、空を見上げる。
そこは、ぬけるような秋空が広がっていた。
地震雲など見あたらない。
 それでも不安を払拭できないので、天気予報をみた。
そしたら、お天気お姉さんが「狂い咲き桜」について語っていた。
・・・・桜の花芽は夏に作られる。けれども、葉から出るホルモンが「まて、まて、来春までまて」と、咲く時期をコントロールしているそうな。 それが、何かの拍子で、夏に葉が落ちてしまうと、そのコントロールが解除されてしまい、春に似た秋の季節に花芽が勘違いして開花するとよな!・・・・・。
 『う~ん。 なるほどな。 だけど、僕達シニアは「歯」は落ちたが、「パッ」と花開くこともないな~・・・』と、ちょっと複雑な気分になった。

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コンサルの仕事とは・・・

諸事日記(10/24)
今日も事務所(図書館)に詰めている。
依頼されたテーマのレポートを作成している。
お金を頂くことは、本当に大変だなーと、つくづく思う。
自分の意志ではどうしようもないことが起こる。
会社勤めの時は、相手が納得していない時でも、正しいと思ったら、強行突破することもしばしばあった。 だけど、この仕事は、それができない。
相手が納得してくれて、初めて、前に進むことができるのである。
ストレスが溜まる。 回り道しても、また、元に戻すことを考える。
こんなやりとりは、とっても、疲れるが、そこがまたやりがいにもなる。
 そんなことを考えながら、今、完成したレポートを送信した。
これで終わりではない。 明日、また、電話して、相手の感触を確かめなければならない。

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中小企業政策に勝機を見た。

■経営コンサル便り(その11)
今日は、国の経済産業省の主催する中小企業政策を聞きにきている。
縁にあって、私は、「中小企業向けの支援事業」の提案依頼を受けた。
それをきっかけに、中小企業白書を紐解いたり、国の政策を調べたりした。
驚いたことに、我々、経営コンサル仲間が感じていたことと、国がしようとしていたことが、全く一致した。 「さすが、国は、よくみているなー」と感心した。
 しかし、残念なことに、複雑である。
折角、各種の補助金や支援策を用意して、その施策浸透を企てしているのに、これだけ複雑じゃあ~「手も足も出せんぞ!」と言った具合に、まこと複雑で難し過ぎる。
 私は、仕事がら、解説書を最後まで読み切った。
何じゅうページもある資料を一つ一つ紐解いていく。しかも、専門用語も出てくるし、特殊な知識も必要になる。 おそらく、専門家でも、これを的確に指導することは至難の技であろう。 その証拠に、本日の説明者も、どこか たどたどしかった。
 そこで、気が付いた。 「これなら、勝負できるぞ!」と・・・・。

ところで、どんな内容かというと・・・・。
以前は「工場改善」、「品質向上」、「5S」とか個別テーマの相談ことが多かったが、今や、「販路拡大」や「M&A」といった売上確保の依頼が大半である。 これは、国内市場が斜陽化し、必要量としての仕事が確保できなくなっている証拠である。 そう、生産効率や信頼性確保だけでは、もう企業存続できない状況までに至っているのではないだろうか。
 こうなると、もう、小手先の対策では、すまなくなってきた。 企業の本質まで遡って、いろいろ考えなくてはならなくなっている。

「この事業領域でのKFSはなんだろうか?」
「セグメントした市場の将来性はあるのだろうか?」
「現状のコアコンピタンスでコンペチターに勝てるのだろうか?」
差別化戦略を打てるだけの力があるのだろうか?」

と、いった具合である。 こんなこと、中小企業の親父さんは考えたことなかっただろうと思う。 それが、ここにきて、ヒシヒシと感じているのが実態であろう。
国の政策も、ここのところに焦点を当て始めたのである。 大手企業を頂点とする護衛船団から、自立型へと舵が切られたのである。

ここに、僕の出番がある。
町の税理士や、地場信金では できない「事業スキーム」や「経営戦略」の必要性が増した。
これなら、私の得意分野であり、充分勝算がある。
そう、思えたのである。

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諸事日記(10/14)
今日はお仕事。
受託した案件のプレゼン日である。
30時間を超える調査・まとめに・・・満足感を覚える。
ちっとも、お金にはならないけど、とっても勉強になる。
中小企業のことが、少しずつ身近になってきた。
 あれや、これやとお話を頂くと、いろいろ調べごとがでる。
これがいい。苦しいけど、調べれば、調べるほど、自分のものになる。
その調べたことを、あれと、これと、それを、つなぎ合わせいくと、次ぎ、次ぎと、新たな仕事が浮かんでくる。
やっぱ「犬も歩かなければ、棒にもあたらん!」・・・だなぁ~と思ったりしている。

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諸事日記(10/8)
僕の突撃訪問も大分うまくなったものだ。
ちっとも、お金にならないけど、とっても、忙しくなってきた。
自分パンフを作って、いろいろ話に行っているが、これが、結構うけている。 評価だけだけどね。それにお世辞もはいっているしね。その証拠に、お金の話にはならない。
 でも、話がある度に、勉強することもあるし、教えられることもたくさ~んある。 それを、仲間に話すと、びっくりしたり、感心したりする。 少しずつだけど、なんだか、面白くなってきた。

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諸事日記(8/3)
今、私は、近くの図書館に通い詰めている。
どうも、自分の信念が弱く、家にいると、妥協が多くなる。
そこで、昔のように、職場で仕事をする形にしようと思った。
でも、自分で事務所を開設できるほどの力もないので、結局、近くの図書館となった。
ところが、最近の図書館は環境がすごくよくなっていて驚かされた。
なんせ、空調ばっちり、夏だと言うことを忘レさせてくれるほど効いている。
インターネットだってできる。 椅子も結構いいものが置いてある。 会社のお偉いさんの席までとはいかないが、充分、課長さんぐらいのものが置いてある。 それに、静かだし、ちょっと薄暗くて落ち着きがある。 仕事をするのには何の不都合もない。 ただ、隣の席には、とっても若い社員たち(小学生)が夏休みの宿題に追われている。 その辺だけが、ちょっと違和感があるが・・・シニアの私は気にしない。いや、するほど若くないのが正直なところ。
 で、朝9時に出勤し、夕方5時まで、しっかり仕事をすることにしている。
仕事って言ったって、金のなるものではない。 その前段階の準備である。 そう、「第2弾・突撃訪問」の準備をしているのです。

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これが、ほんとうの身を切る改革

経理の知られざる戦い
私は現役時代の「経営改善の数々の経験」を物語風に書き続けている。これは、ハウツー版の書籍はたくさん出回っているが、その時その時の想いとか考え方に触れていないので、多くの若者が「分かっているが、あと一歩の踏み出し」につながらないことに、ある危惧を抱いている。 そんな中で、「活きた教材」になればとの思いで、このことを続けている。
 その投稿も、しばらく、休んでいたが、再開することにした。

私は、財務改革の中で、「利益を生んでいない投資は撤退すべき」だと述べてきた。
ここ、出向先の会社にも、そんな案件が沢山あった。
 その中に、ベトナム政府との合弁の事業があった。将来の産業発展を担った事業で、とても意義のある事業だった。 が、残念ながら採算はとれていなかった。 それに、政府との合弁であることから諸所の規制にがんじがらめになっており、思い切った改革を阻害していた。  それだけではない。手を広すぎた事業は持てる力を分散させることになり、ひいては本体の弱体化につながる恐れがあった。

 そこで、当時の社長は撤退を決意した。 ここまでは、社長が一人で決断した。 私は、なんの力にもなれなかった。 が、偶然にも、この事業のメインの取引先は私の出向元の会社であった。 今まで極秘で進めてきただけに、このメインの取引先には何も連絡してこなかった。 このことに、社長も動く気配がなかった。 これはまずいと思った。 両社の間に遺恨を残してはならない。・・・そう思った。 私が単独で動くしかなかった。 でも、一介の部長クラスでは、社長はあってくれないだろう。 そこで、あることを決意した。 

「長いことおせわになりましたが、そろそろ出向先のお世話になろうと思っております。 つきましては、今までの御礼に伺いさせて頂きたいと思います」 と告げた。  さすがに、これには断る理由がなかったのだろう。 会って貰える約束を取り付けることができた。

私は、こうして、長い間お世話になった会社と縁を切ることになった。 お陰で、両社は何の問題もなしに、ベトナム事業から手を引くことができた。 このことは、誰も知らないだろう。 今、初めて明かした。

 ここで得た教訓は、いざとなったら、身をきる思いがあればなんでもできると言うことと、 もう一つは、海外事業は独資でやるべきだと言うことである。 起業当初は苦労も多いが、のちのちのことを考えれば、結局、これが一番。 最初から楽しようと考えたら、あとで、つけが廻ってくることを忘れてはならない。

 

熱き想いが資金を動かす。

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諸事日記(6/18)
私は、今、ある市民活動のお手伝いをしている。
環境問題の一貫で、ある事業化を計画している。
最初、話を聞いた時「あー、無理だねー、こんなこと事業化できるはずがない」と思った。
でも、熱心に夢を追い続ける姿を見て・・・「ひょっとしたら、いけるかも、しれない・・・」と、思えるようになってきた。
 僕は、永年、企業で財務を司ってきた。
その目線で見たら、このプロジェクトは、いかにも短絡的だった。
そこで、「資金を集めることはそんな甘いものではない!」 「本気でやるなら、もっと責任を見せる必要がある」 「そうでなかったら、皆、信用して金出してくれないよ」 「だから、リスクを補えるぐらいの自己出資をまずやらないといけない」・・と言ったら、なんと150万円もの出資を集めた。
 これを元手に、次は1000万円の資金を集めるところまで、準備が進んだ。
これなら、大丈夫だろう。・・・今は、そう、思っている。
 実は、資金集めにはいろんな要素が絡む。 何を軸にして集めるかは、プロジェクトの目的で変わってくる。また、その方法も多種多様である。 
 今日は、そのメンバーの親睦会と決起大会でいっぱいやった。
まだ、道半ばではあるが、一山超えたことで、みんなの顔が輝いていた。

本物の支援活動に出合えた。

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■経営コンサル便り(その9)

私は、今、掛川の「中東遠タスクフォースセンター」に来ている。
このセンターは、「地域の希望や課題を ”つぐみ” 人材と”つなぎ” 地域創生に寄与する」を目的に、今年の2月に設立されました。

私は、立上げと同時に、ここを訪れ「地元企業への貢献のあり方」について、お話をさせて頂きました。 その時、お聞きした同センターの理念に賛同をし、それ以来、お付き合いをさせて頂いております。

私は思うのです。
日本総活躍時代や地方創生のもとに、中小企業を支援する団体や組織が多数存在するようになりましたが、その多くが、弱者を救済する姿勢を取っているのが現状ではないでしようか? それも待ちの姿勢だと思います。 相談にくるのを待っているのです。 そのため、にっちもさっちも行かなくなってからの相談になってしまうのではないかと危惧しております。

弱者救済、しかも、倒産ぎりぎりの段階で、どれだけの手が残こされているのでしょうか?  はなはだ疑問であります。 順調に推移している時にこそ次に向けて何をやるべきかを考えるのが最も大事だと思うのです。

こうやって考えると、国の財源をより効果的に使おうとするならば、中堅企業を元気にするのも一法だと思うのです。 中堅企業であれば、打つ手もたくさんあります。 また中堅企業が元気になればその周辺の企業も元気になるのです。 だけども、困っていない企業は相談にこないから、こちらから訪問しなければならない。 それも、その会社いじょうの知恵を出さないと相手にされない。 個人コンサルの世界ではこの領域は攻めない。 なぜなら、「俺が、おれが」の世界だから、自分だけの力では限界があることを知っているからである。

こんな矛盾を、この中東遠タスクフォースは、果敢に攻めようとしている。 私は、本当に地域創生を望むのであれば、このスタンスが絶対必要だと思っている。

心に訴えるビジネスで活路を開く

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■経営コンサル便り(その8)

私は、今、ある団体の起業について、お手伝いをさせて頂いている。
この中で、感じたことがあるので、皆さんの参考になればと思い、紹介させて頂きます。

このビジネスは、「生活インフラ事業」である。
ご存知のように「インフラ事業」は、初期投資にまとまった資金が必要になることと、その回収期間が長期に渡ると言う特徴があります。 この為、零細企業や中小企業の参入が、とても難しい業界であります。

 果たして、この業界に零細・中小企業は本当に参入できないだろうか。・・・それが本日のテーマであります。

結論は、「やり方しだいで道は開ける」です。

 まず、小は大に勝てるかと言う疑問です。
ボストンコンサルティンググループが提唱した「経験曲線効果」でも知られているように、規模が大きいほど、製造・仕入れコストに優位性があり価格で競争することは、まず不可能でしょう。

 では、真っ向勝負ではなく、市場セグメントを変えて勝負できないかと言う見方です。残念ながら、この「生活インフラビジネス」は、既存の送電線を使ったり、ガス管を使うことになるので、市場セグメントを変える戦略は取ることができません。

 ならば、品質に差をつけて、高付加価値商品で、とも考えるのですが、ガスや、電気に品質の違いはありません。この戦略も無理だと思います。

ここまでは、無理な話ばかりですが、
事業と考えず、社会貢献として考えれば、やれる方法があるのです。
大きな利益は望めませんが、損をしないで、何とか事業として成り立たせることはできると思います。 それは、「生活インフラ事業」に、「社会貢献意識」や「地域活性化策」と結びつける方法です。 言い換えれば、品質や価格での商売ではなく、ユーザーの気持ちに訴える商売をすれば活路は開けるはずです。 

要は、ユーザーの心に響く「事業スキーム」を、どう作るかが勝負なのです。

とても難しいことですが、地域を良く知る人と、事業家がいれば、このスキームを作ることができます。 社会貢献を目的とした事業が広まることを私たちは願っています。

三人寄れば・・・そんな支援センターが、今、増えている。

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■経営コンサル便り(その7)
私は、今、「島田市産業支援センター」に来ています。
当センターは地元の中小企業の経営問題の相談・支援を目的に開設されたものですが、まだ、半年ほどしか経っていないようですが、もう、200人近い方が、ここに訪れ、支援を受けられたとのことです。 いかに、中小企業の悩みが山積しているかを、改めて感じさせられました。
 今や、電気業界も、自動車産業も国内生産は激減していますし、住宅、運送なども人工不足で思うように受注が受けられないなど、過ってのビジネススタイルが崩れかけております。 そんな中で、中小企業の経営者様の、ご苦労もますます多くなってきているものと、お察しします。 
 幸い、国の政策は、「日本総活躍時代」や「地方創生」を掲げ、中小企業の活性化に向けて、その支援体制も、随分と充実してきております。 一人で悩まず、気軽にお越頂き、相談することをお勧めいたします。 やっぱり「三人寄れば文珠の知恵」です。 きっと道は開けると思います。 また、当センターを企画・運営されている島田信用金庫さんは、県下でも有数な中小企業支援金融機関であります。 スタッフの方々も、経験、知識共に高い方々ばかりです。 このセンターを大いに活用して頂き、島田市の産業がますます発展されますことを期待いたしております。

名  称 :島田市産業支援センター
住  所 :472-0022 島田市本通2丁目1番の2
Tel    :0547-54-5760
FAX   :0547-54-5765
企画・運営:島田商工会議所・島田市商工会・島田信用金庫

タッグを組まさせて頂きました。

■経営コンサル便り(その6)
今日は、僕の活動の一端について話をします。

先月より、ビジネス・ブレーンというコンサルのグループに入れて頂きました。
やはり、自分一人で活動するよりも、大きなことができると思い、ラブコールを送り続けておりましたが、正式に認可して頂きました。
 この団体は、大手企業のOBを中心に結成されておりますが、いろいろな資質をお持ちになった方々がいらっしゃり、どんな企業でも頼れる存在であります。

昨日は、その定例会がありました。まだ、2度目の出席で、新参者ですが、名刺も作って頂いたし、ホームページの「スタッフ紹介」にも掲載して頂きましたので、本格参入させて頂きます。どうぞよろしくお願いします。

www.your-bestbrain.com

CSが会社を救う・・・と言う話

■経営コンサル便り(その5)

今日はCSの話です。
私は、三菱のディーラーでスズキの車を買った。
そうなんです。 以前のEKワゴンの燃費は、他社に大きく負けていたので、それを補うためにスズキの車も取り扱うようになったようです。 
 それにしても、よりによって、この二社、共に燃費問題で話題になっている。 もう、最悪ですね。 社会から完全に信用を失ってしまいましたよね。 街中で、この車乗っているのが恥ずかしい限りです。 こんな状況ですから、ディーラーは存続危機に陥る羽目になっていると思います。
 そんな、なか、ディーラーから手紙が届いた。
なんと、この一大事に、通りいっぺんの内容だった。
「メーカーが大丈夫だといっているから安心して下さい。」
「また、メーカーが何か言ってきたらお伝えします。」
なんか、おかしいとおもいませんか ?
完全に目線はメーカー側に向いている。
こんなスタンスでは、メーカーと生死を共にすると宣言しているようなもの。
ディーラーとは、本来、ユーザー側に目を向けて仕事をしなければならいのに。

メーカーが出来ないことでも、ディーラーで行えることは沢山ある。
それが、CS である。
メーカーはともかく、ディラ―として、信用度を回復して欲しい。
そんな気持ちで、「今、できること」のかずかずを、社長さんに、直接手紙を書いた。
2・3日経てば、その本気度が分かるはず。

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使えるものは、何でも使わせて頂く。 これチャンスを逃さない方法。

今日は、僕の経営コンサルのスタイルの一部を紹介させて頂きます。

掟破りの行動に出てみた。
会場は一瞬どよめいた。
でも、一呼吸置いて、力強く表示をしてくれた。
50人ぐらい集まった中で、3人の方が手を上げてくれた。
その方の顔を見たら「任せて置け ! 」そんな風に見えた。
頼もしいかぎりである。

これは、あるセミナーの中での話なのです。
先輩や、仲間達と一緒に環境問題をテーマにするセミナーに参加させて頂きました。
一通り、講演が終わり、質疑応答となった。
先輩が、素晴らしい質問をされたので、それならばと、僕も質問させて貰った。
ただ、質問のスタイルが、ちょっと違っていた。
僕は、マイクを片手に立ち上がり、こう切り出した。
「先生! 、 すみません。これは先生への質問ではありません。 会場の方々にお聞きしたいので、このご無礼をお許しください。」
そう言って、僕は、うしろを振り返って喋り始めた。
「実は、私たちも、先生と同じことを、この地元でやろうと思っています。 でも、お金が必要になります。 皆さんに、お金を拠出するようにお願いをさせて頂いたら、お引き受けしていただけるでしょうか ? 」
これが、冒頭のリアクションの背景です。

これは、僕流の市場調査だったのです。
「ひとのふんどしを借りて・・・」作戦なのです。
目的のためだったら、なんでもやってしまう。
利用できるものは、利用させて頂く。
そんな、僕のスタイルに今回は賛同して貰えた。
帰りがけ、駐車場にいたら、駆け寄ってきてくれた方がいらっしゃった。
「協力しますよ。 ・・・にいますから、いつでも言ってきて下さい」
この言葉に感謝しながら、掟破りの行動に出て良かったなー・・・と、胸を撫ぜ降ろしている。

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